新聞の訪問販売に関するトラブル

新聞の購読部数はかなり減っているようですが、昔から新聞の訪問販売に関するトラブルは多いようです。社会問題でもあるのでしょうが、当事者である新聞社や系列のメディアは自虐的なネタを書くはずもありません(もし書いても紙面の隅に小さく載っている程度)。また、拡張員による今までの販売手法は今後も変わることはないでしょう。自分自身のみならず、周辺でもこれまで数々の新聞訪問販売トラブルがありました。

例えば、「半年」ということで契約しておきながら、実際は数年の縛りがあったとか、契約していないのに拡張員が伝票を記入して契約したこと(業界では「天ぷら」というらしい)になっているなど、枚挙にいとまがありません。また、消費者側の問題だけでなく、拡張員の労働環境も劣悪で、契約が取れなかったら休日返上で仕事に出たり、歩合制なので収入が安定せず、生活苦に陥る方も多いと聞きます。そもそも、新聞はテレビやインターネットなどの台頭で部数が減る傾向にあります。若者はネットやSNSで情報を入手しますし、かつては新聞を読んでいた高齢者も視力が落ちることから活字を読まなくなってくるから、必然の流れでしょう。正直言って新聞の訪問販売に未来はないと思います。