リフォームトラブルは記録することで避けられる

お住まいのリフォームは新築に較べてトラブルが多いとされています。一部の悪徳業者を除けば、その原因はコミュニケーションにあるとされています。

  • 言った・言わないのトラブル

例えば、外壁塗装で色を選ぶします。途中、迷うことがあっても最終的にはだいたい同系統の色、数種類に絞られることでしょう。施主さんの方もまだ迷っている状態ですから、担当さんと打ち合わせをしている時に伝えた色を変更することもあるでしょう。担当さんが打ち合わせ時にしっかりとメモしておいても、後から電話などで「やっぱり、この色にして」と伝えた場合、メモで記録されていたものを発注してしまうというミスは起こりえることです。

  • 途中で工事内容に無理が出てくる場合

しっかりと打ち合わせして、工事内容も決定しました。しかし、いざ工事を始めてみると、想定していた仕様と違っていたり、劣化が進んでいて追加の工事が必要になったりすることは起こりえます。この時、事前に追加工事とその費用の取り決めをしていない場合はトラブル必至です。新築では途中で工事内容に無理が出てくるようなケースはほとんどないため、必然的にトラブルはリフォームより少なくなります。担当さんもリフォームのプロなのですから、「お悩みでしたら、契約の前にもう一度、お聞きします」といった心配りがほしいものです。また、途中で工事内容に無理が出てくる場合を想定して事前にこれまでの施行例を見せて、「ここまでは追加費用なしで頑張れますが、これ以上になると追加費用をいただきます」といってくれれば施主さんも納得できるのでないでしょうか。

打ち合わせ内容をお互いにメモを取る、それを録音するなどすれば、こういったトラブルは避けられるはずです。良心的な業者さんは打ち合わせ時に複写式の用紙に記録を取り、終了後に一方をお施主さんに渡すというようなことを実行しています。リフォームのコミュニケーションによるトラブルは記録することで避けられるのです。

以前私は横浜市神奈川区にある実家で塗り替えを検討しており打合せシート(記録)を残す街の外壁塗装やさん横浜のスタッフに点検を頼みました。住宅のどこが悪い・どのような工事内容になる、私の要望等をしっかり残し複写式のシートを渡してくれました。言った・言わないがなく書類として残るという点にすっかり安心し工事をお願いしましたが、思った通りの仕上がりになり大満足です。