断熱リフォームで快適な住まいに
断熱リフォームとは?
断熱リフォームとは、その名の通り住宅の断熱性を向上させる目的で行うリフォームです。リフォームの対象となるのは、屋根・外壁・内壁・ドア・窓など多岐にわたります。
では、断熱性を向上させることにはどのような意味があるのでしょうか?
断熱性の向上がもたらすメリット
住まいの断熱リフォームがもたらすメリットをご紹介しましょう。
①室内が快適になる
これは、断熱リフォームがもたらす最大のメリットと言ってよいでしょう。
住まいの断熱性が向上するということは、外気が室内に影響を与えにくくなり、逆に室内の空気が外に逃げにくくもなります。夏の暑い日に冷房を付けたとしましょう。すると、リフォーム前に比べて冷気が室外に逃げにくくなるので、早く涼しくなります。また、暑い外気も侵入しにくくなっていますので、一度涼しくなった室内の空気を長時間維持できるようになるのです。
これは、冬につける暖房でも同じことが言えますので、より快適に生活することができるでしょう。
②光熱費を削減できる
断熱性の向上により冷暖房効果が上がることは、光熱費の削減にもつながりますので、長期的な目で考えるとリフォーム費用を差し引いてもお得になるでしょう。
③地球環境への貢献
冷暖房器具は排出する二酸化炭素が環境問題になっていることはご存じでしょうか。温室効果ガスとも呼ばれ、地球温暖化やオゾン層の破壊の原因になっているとされています。
住まいの断熱性を向上させ、冷暖房の使用頻度・稼働時間を下げることができる断熱リフォームは、環境に優しいエコロジーなリフォームだと言えるでしょう。
助成金・補助金を活用してリフォームできる
住まいの断熱リフォームには、様々な自治体が助成金や補助金を出しています。あなたの暮らす地域でも、助成金や補助金が出されているかもしれませんので、リフォームを検討される方は、助成金の有無を確認してみることをおすすめします。
断熱性が低い場所を調べる
冒頭にて、断熱リフォームの対象は多岐にわたるとご説明しました。では、断熱リフォームの効果が見込める部位を調べるにはどうすればよいでしょうか?
開口部である窓やドアなどは目視で確認できるので良いですが、問題なのは屋根や外壁です。
屋根や外壁に断熱材が入っているか、欠損がないかということを目視で確認するには、屋根材・外壁材を剥がしてみるしかありません。いくら住まいの快適性を上げるためとはいえ、破壊しなくて済むならばそれに越したことはありませんよね。費用もバカにならなくなるでしょう。
こんな時、非常に役に立つのが、赤外線カメラを用いた断熱調査です。建物を壊さず、非常に高い精度で熱が逃げている箇所を特定できるため、効率的にリフォームすることができます。
赤外線カメラを使った断熱調査については、こちらのページなどに詳しく書かれていますので、気になる方は参考にしてみてください。
赤外線カメラを使った断熱調査で最適な断熱リフォーム